大河ドラマ「軍師官兵衛」の感想

4月20日の放送分で特に印象に残ったシーンは、これから長引くであろう織田勢と毛利勢の戦を前にして隠居の身だった官兵衛の父に姫路の留守を頼み、官兵衛の妻である光に留守をくれぐれも頼むと信長の使いである秀吉自らが二人の手を取り頼むことでそれぞれの心を掴んでいる。

官兵衛の父が「うまいのぅ、人の心を掴むのが」というシーンだったのですが、これは現代の私たちにおいても共通する事だなと思いました。

冷酷な織田信長を納得させる活躍を次々と見せていく秀吉に付く事になるのですが、その前に謀反を起こす荒木村重に幽閉されるという、このドラマの山ともいえる大きな事件が起きます。

他に竹中半兵衛役に谷原章介さん、冷酷な織田信長役に江口洋介さんという意外なキャスティングも見どころです。

5月からは1年以上も幽閉された官兵衛を岡田准一さんがどう演じるのか、人質となっている我が子がどうなってしまうのか、歴史的に結果はわかっている事なのですが、今後も益々目の離せないドラマです。

なるようになるさ

橋田壽賀子の久々の新作としてシーズン1から楽しく視聴しています。

橋田先生のドラマは、ソファに座り、お茶を飲みながらのんびり見るのにぴったりで、週1回の癒しの時間が再度復活とシーズン2の開始をうれしく思いました。
橋田ドラマの特徴ともいえる長台詞を、役者のみなさんがスラスラよどみなく紡ぎだす様子に驚きながら、NG大賞には確実にエントリーされるのではないかな?と、ドラマとは違ったところでも期待していたりもします。

浅野温子さん演じる綾の始めたレストランを中心に心に傷を持つ人々が自分の人生を立て直して旅立っていくという基本はシーズン1から変わりありませんが、シーズン2では若い人ばかりではなく、たつさん(渡辺美佐子さん)が新しい興味を引き、また画面を引き締めてくれていると感じます。

たつさんはなんだか訳ありの初老の女性であり、これからストーリーが進むにしたがって、その謎が解けてくるのではないかと興味を持って見ています。
また、前回に引き続きの安田章大くんや伊野尾慧くんといったジャニーズの若い子たちが、しっかりとした芝居をしていて、違和感なく溶け込んでいるのもいいところです。伊野尾くん演じる涼くんが金髪を黒髪に変えてレストランに戻ってきたので、これからの成長を母のような気持ちで応援したくなります。